12歳の娘は楽しみを取っておくという本当の意味をまだ知らない
娘がこの春小学校を卒業します。
「あっという間だった6年間」と子供たちが体育館で一言ずつ言う、お別れの言葉みたいですが 思い返せば本当にあっという間でした。
卒業式を2週間後に控え、近々感謝の会なるものが執り行われます。
’感謝の会’とは子供たちから保護者へ、感謝の気持ちを伝える会です。
噂で『卒業式より泣ける』と聞いているので、ワクワクそわそわ。
先日感謝の会のお知らせプリントを受け取り、日にちを確認、時間をカレンダーに記入。そうそう、思い残すことなく泣けるよう厚手のミニタオルも忘れずに持って行かなきゃ。時間の隣に’タオル’と追加。
あぁ楽しみだな。どんなこと言うのかな。
娘も「ママ、絶対泣いちゃうよ。私だって練習しているときみんなの言葉を聞いて泣きそうになるもん。」と当事者からもお墨付き。
これはますます期待してしまいます。
こんな日が来るなんて、早いな。。もうすぐ中学生か。。
家で過ごす時間ですら感傷に浸って、しっとり。
まだ小学生の2番目と幼稚園児の3番目を感慨深く眺めながら、この子たちもあっという間に大きくなるのだろうな。今を大切に過ごさないとな。
と、それはもうセンチメンタル全開です。
そんな折、娘の大きな声が聞こえてきます。
「12年間育ててくれてありがとうございます!私の将来の夢は〇〇です!その為に勉強を頑張ります!お父さんお母さん応援してください!」
‥言っちゃうのね。
そりゃ練習大事だけども。
本番用にとっておいて欲しかったよ。楽しみにしていたのよ。
そんな母の気持ちなど露知らず。
「私の将来の夢は・・・・!」
「お父さんお母さんありがとうございます・・・・・!」
娘は練習を続けるのでした。(-"-)
すんごい いい声・・