大人が悪口言うのをやめる方法
「人の悪口は言っちゃいけないよ。」
小さい頃、必ず言われてきた言葉。
なんで人の悪口を言ってはいけないのか?
それは、’嫌な思いをするから’。
誰が?相手が。
でもね、相手が嫌な思いするからって悪口はやめられないのです。
だって相手のことが嫌いなんだもん。
嫌いな人がイヤな思いをしたところで「へんっ!ざまぁ見ろ!」ぐらいにしか思いません。
なので’相手がイヤな思いをするから’という理由では悪口はやめません。
ではどうすれば悪口をやめられるのか。
それは’自分がイヤな思いをする’ということに気付くこと。
よーく思い出してみて。
ファミレスで悪口大会を開催した時のことを。
居酒屋で打ち上げと称し、噂(悪い方の)話オンパレードとなったあの夜のことを。
悪口を言っているときは楽しいですよね。ウンウン頷いてくれる仲間がいて、意見が一致、同意してくれる友人が話を聞いてくれて。
まるで 自分が正義の塊だ!と言わんばかりのオンステージ。
・・で帰ってきてからお風呂に入って感じるのです。
(モヤモヤ・・)
なんなら帰りの自転車・バス・電車で感じるのです。
(モヤモヤ・・)
おかしいな?悪口言ってストレス発散できたし、友人とも結託し思いの丈を吐き出すことができたのに、晴れ晴れしい気持ちどころか、悶々とするぞ。
さて なぜでしょう!?
正解は’自分がイヤな思いをしたから’です!
ん??どういうことでしょうか。
悪口って、人のことを言っているようで、それはすべて自分のことを言っているのですよ。
人のイヤなところって自分の欠点なのです。自分に当てはまるから不愉快で嫌いになるのです。
見たくないところをまざまざと見せつけられて、本当に不快なのです。
それを、ここぞとばかりに友人たちの前で自らの欠点をお披露目したのです。
これは相当なダメージですよ・・。
自分のイヤなところはここです!と友人にさらけ出したも同然のことをしたのですから。
友人たちに「あなたの目の前の人はこんなにも性格悪くて腹黒です。それでも友人でいられますか?」と問うのと同じことをファミレスで居酒屋でしていたのです。
このことに気付くと恥ずかしくって人の悪口なんて言えません。
ありゃま・・恥ずかしい